お手入れで長財布にワックスを塗る際の注意点について

ワックスでのお手入れは長財布の材質に負担とならない量で


材質が革製の長財布の場合、ワックスを使ったお手入れをしてやることで光沢の維持・防水性の維持・傷からの保護と既にある傷を目立たなくするといった効果を得ることができます。使用量は基本的に少なく経済的ですし、特別な技術は要しないのでお手入れを習慣付けすると良いと言えます。


ですが長財布の種類や状態によっては、ワックスを使わない方が良いケースもあります。また量が多過ぎる場合や拭き方には素材を傷めることにもなり兼ねないため、基本的なお手入れの方法は知って置く必要があります。


その点については、長財布にワックスを使うことの意味を認識していれば概ね問題が無いと言えます。そこで状態別の適切な拭き方・使用量を以下にまとめてみることとします。

まずワックスを使った長財布のお手入れは、飽くまでも革本来が持つ油脂分が時間経過で減少した量をを補充してやるということに主眼を置くことが大切です。従って新品で購入したばかりといった状態では、油脂分の量が十分に保たれていることから使用する必要がありません。


この場合には撫でる程度に乾拭きを行い、材質が持つ油脂を引き出すだけに留めるべきです。次にある程度使い込んでカサカサ感の出た財布のお手入れですが、いよいよワックスの出番となります。


量としてはうっすらと付けて布で伸ばす程度で充分に効果を発揮しますし、擦りこんだりすると傷が付くので慎重に行うのがポイントです。また、事後に日光に当てると補充した油脂分が馴染み、活性化することになります。


注意したいのはもともと光沢が強く出るように加工した財布で、こうした場合はワックスでのお手入れが光沢面で逆効果になる場合があります。そこで目立たない箇所にごく少量で、試し拭きをする必要があります。


またそもそも長財布の素材が革で無い場合や、革の種類によってはワックスを使ったお手入れを行わないように注意喚起されているものもあります。この場合はその指示に従うことが前提となります。