愛着を深めながら使う!ブライドルレザー

乗馬がきっかけで生まれたブライドルレザー

茶色の名刺入れ

 

ブライドルレザー…?
聞いたことないな、初めて耳にしたという方も少なくないと思います。

「bridle」という英語は「馬勒(ばろく)」と訳すことができます。
馬勒とは、馬の口に通す棒に手綱がついた馬具のことです。
馬のパワーはご存知の通り非常に強く、馬具というものは荒っぽく使われます。

イギリスでは、乗馬が盛んでした。
乗馬には、耐久性の高い馬具が必要になります。
そのため、馬のパワーに負けない丈夫な革を作る技術に長けていました。
そこで生み出されたのが、「ブライドルレザー」です。

それでは、ブライドルレザーはどのように加工され、乗馬に適した耐久性の高い革が生まれたのでしょうか。

イギリスでは、技術を開発する中で、牛革の部位で最も硬い肩の部分の革に「ロウ」を染みこませました。
この「ロウ」での加工が組み込まれているところが、ブライドルレザーの特徴を生み出す大きなポイントになっています。
この技術により、耐久性に優れた丈夫な革ができあがりました。

ブライドルレザー特有の3つの魅力

ロウを使った加工による耐水

 

革製品を愛用されている方の中には、防水ケアに頭を悩ませる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
革製品は、値段が張るものが多いです。
せっかく買ったものは大切に使いたい!
そう思うのは当然だと思います。

防水スプレーをかけてみたり・・・
表面に油分を含ませてみたり・・・
どうすれば品質を落とさず、長く使っていけるだろうかと頭を悩ませてしまいます。

ロウが革の奥深くまでしみこませてあるブライドルレザーは、他の革と比べると耐水性が高いと言われます。

大事にしていたのに、水がかかってしまった・・・
雨で濡れてしまった・・・
内ポケットに入れていたら、汗で湿ってしまった・・・

日常生活の中で起こるこのような悲しい出来事は、100%避けられるものではありません。
万が一、水に濡れてしまった場合には早急に乾いた布で拭き取りましょう。

基本的に水濡れに弱い革製品ですが、その中で比較的水分に強いと言われるブライドルレザーは、気持ちの面で安心して持ち歩くことができそうです。

 

 

使うほど増す艶と経年変化

 

たくさんの革製品ファンの方々は、どういった革の魅力に惚れこんでいるでしょうか。
私が考える革の魅力は、使い込むほどに〝味〟が出てくるというところです。
長く使っていく中で、自分が使ったからこそ生まれた〝味〟を感じられると、より深い愛着が湧いてきます。
ブライドルレザーはその点で、革製品の醍醐味を味わうことができます。

ブライドルレザーがどのような変化をしてしていくのか、気になる方がいらっしゃると思いますので、ここで簡単な説明をさせていただきます。
ぜひ、想像しながら読み進めてみてください。

まず、使用を始めたばかりのブライドルレザーについてです。
この段階ですでに、他の革製品とは違った部分を見てとることができます。
前述の通り、ロウをしみこませるという、ブライドルレザーならではの技術が駆使されています。
そのため、革の表面からブルームと呼ばれる白い粉が現れてきます。
これが気になるという方は、柔らかい布やブラシでこすって落としていただくことができます。もちろん、そのままお使いになっても、ゆっくり落ちていきますので、自然な変化を楽しむことができます。

 

黒財布を布で拭く

 

そして次に、使い込むことで起こる変化についてです。

ブライドルレザーは使っていくことで、「美しく」なります。
すでにブライドルレザーを愛用しているという方々は、この部分に惹かれ使い続けていらっしゃる方が少なくないと思います。
ブライドルレザーは使い込むことで、色合いに深みが増していき、だんだんと独特な光沢を放ち始めます。
美しいという捉え方は人それぞれかと思いますが、世界でたった一つの個性的な艶を楽しめることは間違いありません。

 

 

丈夫さと柔らかさ

 

馬具に使われるブライドルレザーが、丈夫な革であることは言うまでもありません。
牛革の最も硬い肩の部位が使われており、さらにロウを使った技術により耐久性に優れています。
しかし、だた丈夫で硬いだけというわけではありません。
ロウがしみこませてあるなんて固そう・・・と思われる方もいらっしゃると思います。
それも使い込むにつれて、柔らかくなり、なじんできますので問題ではありません。
比較的厚みがあると言われることもあるブライドルレザーですが、徐々に厚みもおさまっていきます。
長く使い続けたい方には、嬉しい特徴なのではないでしょうか。

ブライドルレザーの財布を使ってみよう

ブライドルレザーに少し興味が出てきた、一度使ってみたい!
そう思われた方に、私は財布としてお使いいただくことをおすすめします。
ブライドルレザーは比較的水に強く、使い込むに連れて出てくる光沢が見られ、丈夫さと柔らかさを持ち合わせているという特徴があることを前述しました。
これらの特徴をふまえ、財布として使用する際のことを考えてみます。

雨に濡れること、汗で湿ることは、革製品を使う上で大敵ですが、一般的な牛革と比べるとロウによる加工により耐水性が高いと言われます。
光沢や艶により、使い込むほど味が出てきます。
丈夫な革も柔らかくなり、なじんでくるため、使いやすいものとなります。
こういったところを考えると、毎日持ち歩き、使用頻度の高い財布に適しているのではないでしょうか。
ブライドルレザーに興味をもたれている方には、財布として使っていたくことで、この革の醍醐味を、ぜひ味わっていただきたいです。

 

 

「DanZy ブリティッシュブライドルレザー ラウンド型の長財布」

 

黒色の長財布

 

ブライドルレザーの財布の中から、今回は「DanZy」の長財布をおすすめしたいと思います。
ブライドルレザーの財布を使ってみたいけど、その中でもしっかりした革のものが欲しいという方にぴったりの一品です。
このブランドはブライドルレザーの中から、こだわりを持って革を選んでいます。
世界でも評価の高いイギリスのトーマスウェア社で、全て職人の手仕事によって鞣してあるものが使われています。

今回の商品はデザインも素晴らしく、角がはっきりとしていて、長財布の良さがひきたって見えます。小銭入れもついていますが、チャックの付いていない仕様になっています。
丁寧な加工で厚みを軽減され形状は、膨らみにくいものになっており、形も変わりにくく、スーツの内ポケットにもすっきり入ります。
革とシルエットが綺麗でたまらないものになっています。

DanZyは、コンセプトの柱として「粋」を掲げています。
「使い込むほどに、持つ人の個性が刻み込まれ、その人だけの味わい=粋が増す」
(DanZyホームページから引用)
ブライドルレザーを象徴するような言葉に感じます。
こういった考えを知ることで、さらにこのブランドを好きになるきっかけになりました。

使い込むほど愛着が増す「ブライドルレザー」
ぜひ、皆さんに楽しんでいただければと思います。